市原市の省エネルギー設備等設置補助金は、外壁などの塗装工事は対象外ですが、エネファームや窓断熱リフォームなど対象となる工事が多いのが特徴です。
事業名 | 市原市住宅用省エネルギー設備等設置補助金交付事業 |
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市町村 | 市原市 |
カテゴリー | [tagList] |
実施状況 | ◯ |
対象工事 | ④省エネルギー設備の設置 ⑧その他 家庭用燃料電池システム(エネファーム)、定置用リチウムイオン蓄電システム、太陽熱利用システムの設置、断熱窓の設置 |
対象費用 | ⑥その他 設備の購入費及び工事費を合計し国の補助金申請予定額を除した金額 |
補助率など | 家庭用燃料電池システム(エネファーム) :上限5万円 定置用リチウムイオン蓄電システム:上限10万円 太陽熱利用システム:上限5万円 窓断熱:上限8万円(補助対象費用の1/4) |
発注者の要件 | ④その他の要件 1.補助金の交付を受けようとする年度の4月1日以降に設備等を購入、又は設置工事を開始した方で、当該年度の2月末日(その日が土曜日、日曜日、又は休日等に当たるときは、その直前の休日等でない日)までに設置工事(設置済の建売住宅を購入する方は住宅の引渡し)を完了し、補助金交付申請書を提出できるかた。 2.自ら居住する市内の住宅(店舗、事務所等と併用するものを含む)に未使用の省エネルギー設備等を設置した方、自ら居住する未使用の省エネルギー設備等が設置された住宅を購入したかた。 3.設備等を設置した住宅に居住し、住民登録をされているかた。 4.市税を滞納していないかた。 5.同一の住宅で同世帯の方が同じ種類の補助対象設備で補助金の交付を受けていないかた。 6.設置後、設置効果に関する市の調査に協力できるかた。 |
工事施工者の要件 | ④要件なし |
役所の担当課 | 環境部環境管理課 |
電話番号 | 0436-23-9867 |
URL | 令和3年度市原市省エネルギー設備等設置補助金のご案内 | 市原市ホームページ |
補助対象となる工事
ここでは補助対象となる設備・リフォーム工事の詳細を見ていきましょう。
エネファーム
エネファームという名前は耳にしたことがあっても、どういうものかはご存じないかもしれませんね。エネファームはガスを有効利用することで省エネを実現するシステムです。
都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて、電気をつくり出します。このとき発生する熱でお湯を沸かし、給湯などに利用。エネルギーを有効活用する
燃料をガスにすることで二酸化炭素の排出量が抑えられるため、国を挙げてエネファームの普及を進めているところです。
したがって、市原市でも補助金の対象となっているわけですね。
エネファームの導入費用は150万円程度と他の給湯機に比べると高額ですが、将来にわたって光熱費が抑えられると考えれば良い投資と言えます。
市原市の補助額は5万円ですから高額とは言えませんが、多少なりとも支給されるというのは良いですね。
蓄電池
蓄電池(定置用リチウムイオン蓄電システム)とは、太陽光発電システムなどで創った電力を蓄えておき、家庭で使うエネルギーとして利用するものです。
発電量が不安定な太陽光発電でも、安定して電気を使える仕組みとして注目されていますね。
市原市の補助額は10万円ですが、同時に国の補助金(分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業)を活用できます。
この分散型エネルギーリソースの更なる活用に向けた実証事業(DER補助金)は蓄電池の新規導入を対象として最大で導入費用の1/3の補助を受けられます。
かなり手厚い制度と言って良いでしょう。
太陽熱利用システム
太陽熱利用システムは集熱器を使って太陽熱を集め、給湯や暖房に活用するという仕組みです。
太陽光発電と混同されることが多いですが、電気に変換する太陽光発電よりも、太陽熱利用システムのほうがエネルギー効率が高いというメリットがあります。
市原市の制度では、太陽熱利用システムで5万円の補助が受けられます。
窓断熱リフォーム
窓断熱リフォームは、窓サッシの熱貫流率を下げることで冷暖房効率を上げたり、結露を防ぐというメリットが期待できます。
窓断熱リフォームをすると市原市の制度でMAX8万円の補助を受けられる上に、国の補助金(既存住宅における断熱リフォーム支援事業)もあるので非常にお得なリフォームと言えるでしょう。
窓断熱リフォームの方法としては、
- 内窓を設置する
- サッシを断熱タイプに交換する
- 外側に断熱サッシを入れる(カバー工法)
- ガラスのみ交換する
- ガラス面にフィルムを貼る
といった方法があります。
この中でもオススメなのは内窓を設置する方法ですね。
比較的カンタンな工事で済みますし、断熱効果も高いお得なリフォームですよ。
内窓設置リフォームの詳細は別サイト(【内窓HACK】補助金で二重窓リフォームを30万円安く!)で詳しく解説しています。
申請期間
この制度は事前に申請が必要で、申請期間は令和3年4月1日(木曜日)~令和4年2月28日(月曜日)。
ただし先着順に受け付けて、予算額に達した時点で受付終了となってしまいます。
なるべく早めに手続きをしておくと良いでしょう。
現在の予算状況については、下記の市ホームページを参照してください。
リフォームは高い金額が動くため、訪問営業などでトラブルに遭うことが多いです。
悪徳業者を避けて地元密着の優良業者を探すには、一定の審査を経たリフォーム会社紹介サービスを利用するのが良いでしょう。
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